少し前の話になるのですが、豊中市のチャレンジセンターで開かれたセミナー「地域特化型のブランディングやコンテンツ制作、広告を考える~「豊中こどもれもねいど」の活動を通して~」の中で講師の上芝さんの「心のSEO」という言葉が心に残ったのでメモ書きとしブログにも残したいと思います。そもそもこのセミナーに参加したのは、Umidassというコワーキングスペースで「豊中こどもれもねいど」のチラシを見て、どんなものか知りたくなって調べていったのがきっかけでした。
セミナーの詳しい内容は書きませんが、2点面白いなーと思ったことがあるので、そのことを書かせていただきます。1つは評価経済、もう一つは心のSEOという考え方です。
全然関係ないですが、ブログをやったら絶対使ってやろうと思っていた「茜さや」さんの画像を使いました!!
「豊中こどもれもねいど」とは
豊中産のレモンを使ってレモネードを子供たちと作り、販売した売上を子どもに関連する団体に寄付するチャリティ体験学習プログラムです。豊中にある休耕地に子供たちとれもんを植えて育て、育てたれもんでレモネードを作ろうなんて、豊中市とれもん??という疑問は浮かびましたが、面白そうなんだと思いました。
また調べていく中で、Makuakeでクラウドファンディングをしていたというのもセミナーを聞きに行こうと思った理由の一つです。目標金額が10万円。正直10万円くらいを集めても意味がないんじゃないだろうか。ではなぜクラウドファンディングをしているのか。そんな面白いことが詰まってそうなセミナー聞きに行くしかない!
※クラウドファンディングについては別の記事で紹介したいと思います。
豊中市を評価経済の街に。小さな文化経済圏。
評価経済が進んでいく。評価経済という言葉を最近目にする機会が増えてきました。現代の資本主義社会から評価経済社会へ変化していく時代になっている。コンテンツが無料化し、フリーミアム化している。つまり、いくらで買うかから誰から買うかという時代になる。
ここまでは僕でもわかります。フリーミアム化っていうのは例えば、携帯ゲームはタダでやれるものが多いですよね?「一部のコンテンツを除いて無料で遊べます。」といった内容です。価値があると思ったら課金をする。私もGoogleDriveを7年くらい使ってますが、無償分の容量は使い果たし、私にとって価値があり、仕事でもプライベートでも必要なので毎月2.99ドル支払っています。
さらにその先の話に私はびっくりして、外貨(他の市とか都道府県とか国から稼ぐお金という意味で)はどうやって稼ぐのですか?質問してしまいました。「豊中市という小さな文化経済圏で、物々交換で生きていけるようにする。」
物々交換??石器時代に戻るの??
私が無知だったせいもあるのですが、日本という資本主義の社会で、物々交換だけで生きていけるのだろうか。という疑問がわいたんです。
パソコンを直してあげたら大根をもらった。マンション入居PRや管理をしたらタダで住ませてもらった。価値の物々交換。周りからの評価が高い人ほどやりたい事ができるようになるし、評価が価値になる社会。誰もが誰かの役に立たないと生活できなくなる社会がこれからくるだろうという話でした。
どうしてもその時は無理なんちゃうかなーと納得がいかず、帰って色々調べました。
シェアリングエコノミーが発達してる
セミナーでキーワードとして出てきたのですが、カーシェアや最近もニュースになっていた民泊やUberなどもこの一つです。シェアリングエコノミーとは、物・サービス・場所などを、多くの人と共有・交換して利用する社会的な仕組みのことです。自分も気づかない中で利用していた。ペットの世話を売ったり。自分のスキルを売ったりするようなサイトも出てきています。
ブロックチェーン技術と評価社会
私もコインチェックやBinance買っているビットコインをはじめとするブロックチェーン技術も評価経済を加速させる一つです。ビットコインを作った謎の人物は自分たちでお金を発行し、国家や銀行を介することなく、個人から個人に対して送金できるような仕組みをつくりました。このお金の価値っていったい誰が決めるんでしょう?そもそもブロックチェーン技術は、誰からも改ざんされない信用の証拠を残す方法です。ブロックチェーン上で私たちの価値は改ざんされることなく固定され、評価・価値で生活していく世界が本当にくるかもしれない。
妙に身近なものに感じてしまって、上芝さんの話もほんとに近い将来、世界は急速に姿を変えるので、そんな社会が実現されていくのではないかと感じました。
心のSEOを上げる。個人の価値を上げなければ生き残れない。
個人の信用が価値になる時代が来ている。こう固い文章にすると難しいことのように思えますが、本質はとても簡単なことで、何かをして欲しいという人の心に浮かぶ人になればいいんじゃないかなぁ。ということです。
例えば、福岡に旅行に行こうとしたときに誰に聞けば面白そうなことを教えてくれそうか。とか、豊中市でイベントをやりたいけど誰に相談したらいいだろうか。パソコンの調子が悪いから誰に聞こうか。新しく店舗を作りたいけどどこがいいかな。ホームページを作るにはどこに作ってもらうにはいいかな。人がこういった悩みや問題を抱えたときに、真っ先に顔が浮かぶ人になりなさいということ。それも3位以内に入るようにする。
会社内部でも同じことが言えます。この案件誰に頼めば…
今、私はフリーランスを目指していて、会社に守られていいたということをひしひしと感じます。反面、会社というコミュニティの中で安穏と暮らしていたら全くこのような気づきはなかった。時間的な自由を得て、やっとこのことに辿り着くとは遅いかもしれませんが。
だから、私は「豊中市でホームページ制作を依頼するには」と皆さまが考えたときにNo.1になれるよう努力していきます。
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