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fever コミュニティやチームの価値を売買できる取引所が3月オープン

feverというAsobicaが3月にコミュニティやチームの価値を株式のように売買できるサービスを3月よりリリースすると発表があり、事前登録が始まっています。人の時間を売買する「タイムバンク」、株式のように個人の価値を売買できる「VALU」など、商品ではなく人やコミュニティの価値を販売サービスが注目を浴びています。

目次

feverとは

コミュニティやチームの価値を株式のように売買できるサービスです。仕組みは株式やICOと同じです。好きなコミュニティを応援(投資)するために、feverのコインを購入しなければなりません。


fever

feverへの上場の条件

feverへコミュニティを登録する必要があります。
説明を読むと、他の人から応援してもらおうとあるので、投票が多いコミュニティから上場していくのではないでしょうか。もしかしたら何期かに分け、人気投票を行い、上場するコミュニティを決定していくのかなと思います。
こういった決選投票はサイトを盛り上げる要素として面白いなと思います。

feverでの投資の仕方

feverが発行するコインで投資をします。コインの価格は変動します。しかしながら、feverのコインはあくまでサイト内通貨で、仮想通貨のように外部に送金はできないようです。しかし、将来的にはビットコインなどの仮想通貨の受け入れも考えているようで、仮想通貨交換業者の登録を進めているようです。
また、チケット(商品)をコインで買うことができるようです。

feverへ上場が決まっているコミュニティ

事前投票によって既に次の7つのコミュニティが上場を決めています。

1.黄桜すいプロジェクト: 秋田県由利本荘市の地域おこしを行う非営利民間団体
2.TOLAND: ビルを一棟単位でプロデュースし、カフェ、BAR、イベントスペースなどを運営
3.日本ドローンレース協会(JDRA): オリンピック正式種目化を目指して活動するドローンレース団体
4.ぺーたーず: フリースペースの「ひみつきち」運営。昼はイベント、夜はカフェバーに変身
5.箕輪編集室: 編集者の箕輪厚介氏が率いるクリエイティブチーム
6.イケハヤ経済圏:バーチャルブロガー「イケハヤ」を取り巻く経済圏
7.YBP PROJECT TEAM:日本初の世界基準BMXレースコース「YBP(Yuta’s Bike Park)」を運営

上位5と6位から20位の中からの抽選とのことでした。

投票は既に終わっておりますが、どのようなコミュニティが参加しているのか投票所で見ることができます。

地域活性をテーマにしたコミュニティも結構あることに驚きます。
今回上場はなかったけど気になる地方団体のコミュニティは、
kagoshimaniax:鹿児島をアツくユルく紹介するWEBメディア
仮想地域「横瀬町」:地域に縛られない住民を生むことで価値のある地域が評価される経済圏を作る。
うきは市:福岡県うきは市観光協会。うきは市の紹介。

町おこしにもつかえそうですね。

投資や資金調達の仕組みが変わっていく

これまでのスタートアップは、銀行や自治体、金融公庫などからの借り入れや融資が主だったものだと思います。
その仕組みが今大きな変換期に来ているのではないでしょうか。

価値のある個人、コミュニティに価値を見出し、投資しようとする人が増えてきています。

お金が中心のモノの考え方から、今後は、この人やコミュニティは人の役に立ちそう・面白そう・応援したいという気持ちにお金を出そう。という時代にシフトしてきています。

そのためにはWEBを上手に使った下準備やファンづくり(SNS)が今後、個人や企業にとってもますます欠かせないものとなっていくのではないでしょうか。

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